ETFとかインデックス投資を始めてみたいけど、何から始めれば良いのだろう・・まずは知識をつけたいから、オススメの本があれば知りたい!
こんなお悩みを解決します。
・ETFやインデックス投資の理解を深めたい
・おすすめの本があれば知りたい
・インデックス投資を実際に始めてみたい
そもそもETFって何?という方であれば、以下の記事にて解説していますので、ご参考下さい。
https://nachioblog.com/what-is-etfそれでは早速紹介をしていきます!
目次
ETF・インデックス投信の入門書5選
それでは早速紹介をしていきます。
株式投資の本って、難解な本も多く、かつ全体的に結構いいお値段するんですよね。。
今回はなるべく初心者向けの本を中心に選定しました。
ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド
山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著です。
本のタイトルの通り、インデックスファンドを購入しそのまま放置するというものです。
水瀬氏は元々は個別株投資を中心に行っていました。
しかし、四六時中株価のことが気になってしまい、結局は個別株が合わなかったので、別の投資スタイルを模索することになります。
その時に出会った本が後述する「ウォール街のランダム・ウォーカー」であり、そこからインデックス投資に舵を切ることになるのです。
本書は口座開設の流れから確定拠出年金(DC)やNISAの説明、さらにインデックスファンドの商品説明もあり、初心者にかなりオススメの本です。
僕は個別株もやってはいますが、ベースとしてはETFや投資信託を毎月コツコツ積み増しております。
ETFや投資信託は、個別株と違って不思議と値動きが気になりません。
毎日価格をチェックするという無駄な時間がなくなり、さらに市場平均に連動した負けにくい投資ができるという点はインデックス投資の強みですね。
敗者のゲーム
続いてはチャールズ・エリス氏著作の「敗者のゲーム」です。
原題は「Winning the Loser’s Game」であり「敗者のゲームに勝つ」です。
では何が敗者のゲームなのでしょうか?
それは、プロの運用機関でさえ、市場平均に勝つことができていないという事実です。
年間成績では約6割のファンドマネージャーが市場平均を下回り、20年では8割のマネージャーが市場に負けているのです。
そして、投資で勝つためには、そして勝ち続けるためにはインデックスファンドを活用することであると断言しています。
こちらも著名な一冊であり、多くの投資ブロガーからも紹介されています。
インデックス投資は勝者のゲーム 株式市場から確実な利益を得る常識的方法
本書のタイトルは先ほどご紹介した「敗者のゲーム」に似ていますが、あのバンガード・グループの創業者であるジョン・C・ボーグル氏の著作です。
バンガード・グループは世界最大級の投資信託会社であり、かつ低コストのインデックス運用を手掛けています。
資産運用額はなんと572兆円にものぼります。
敗者のゲーム同様に、インデックス運用はアクティブ運用より手堅いということを説明しています。
本書は豊富なデータや引用を用いて分かりやすく説明しています。
ウォール街のランダム・ウォーカー
バートン・マルキール氏著作の本書は、世界中で読まれ続けている投資のバイブルです。
初めてこの本を読んだのは10年以上前ですが、いまだに読まれ続けている不朽の名作です。
内容としては非常にシンプルで、世界中のファンドマネージャーの成果よりインデックスに投資した方が良い成果を残せたというもの。
この結論部分は「敗者のゲーム」や「インデックス投資は勝者のゲーム」と同じですが、その根拠についてデータ等を用い、500ページに渡り説明をしています。
僕自身、個別株投資を行っていますが、インデックス投資はとにかく退屈です。
そのため、この投資方法が優れていると知ることと、実践できるかどうかは全く別の話になります。
このインデックス投資という投資スタイルを継続するためには、しっかりとした理解や考えを持つ必要があります。
本書は非常に分厚い内容ですが、インデックス投資の理解を深める意味では非常に有益な情報を提供してくれます。
私の財産告白
ここまでご紹介した本がインデックス投資の詳細や中身についての説明でした。
インデックス投資はシンプルに、投資信託やETFを日々コツコツと積み立てていくだけなのですが、「その積み立てるお金が作れない・・」なんて方もいるかと思います。
本書の著者である本多静六氏は、4分の1貯蓄法を提唱しています。
すなわち、給料を貰ったとしても元から4分の3しかないものと考え、4分の1は毎月強制的に貯蓄してしまうというものです。
不思議な話ですが、給料が多少増えたとしても、それに伴って支出も増えてしまい、結局残る金額は変わりません。
お金というものは、あればある分だけ使ってしまいがちなのです。
当たり前の話ではありますが、多くの人が陥ってしまうそのような罠を解決するのが本書です。
株で富を築くバフェットの法則
さてここまではインデックス投資についての本を紹介してきましたが、一方向だけに偏り過ぎてもいけません。
そこで、あえて株式投資家であるウォーレン・バフェット氏の著作を紹介します。
バフェット氏は、バークシャー・ハサウェイの経営者であり、時価総額5,000億ドル(55兆円)以上の巨大帝国を築き上げました。
また、バフェット氏個人の資産も800億ドル(9兆円)以上あり、世界第3位の資産家です。
本書では、「バフェット流投資の原点」の話や「事業を買う12の原則」などバフェットの投資スタイルについて言及しています。
投資スタイルの中には、インデックス投資と相容れない部分がありますが、このようなやり方もあるという意味で知見が広がります。
まとめ
小額から投資経験を積もう
ご自身の大切なお金を投資するわけですから、しっかりとした知識を身に付けた後で投資に望みたいと思うのが人情です。
しかし、投資の知識を身に付ける一番のおすすめは、実際に投資をしてみることです。
ご自身にダメージがない範囲で、まずは小額から投資経験を積んでいくのが良いでしょう。
実際、僕は最初に本を沢山読み過ぎて、頭でっかちになってしまっていました。
インデックス投資におすすめの証券会社
さて、実際に投資を始めるにあたっては、証券会社の口座開設が必要です。
まずは手数料が安いネット証券がおすすめです。
ご興味のある方は、以下の記事を参照下さい。
