サラリーマンで初めて確定申告をする人
企業にお勤めの方は源泉徴収されるため、自身で確定申告をした経験がある方は少ないと思います。今回はサラリーマン向けに確定申告のやり方を説明していきます。
昨年は仮想通貨の売却益が出たため、初めて確定申告を経験しました。
今年はというと、給与収入以外の所得は特段無かったため、確定申告をする必要はないだろうと思っていました。
しかし、ある日市役所から「申告特例非該当通知書」という通知が。。
なんと、ふるさと納税の申告特例制度(いわゆる「ワンストップ特例制度」)の適用が受けられなくなったとのことでした。
理由としては、ワンストップ特例制度の申請後に住所変更となり、それを自治体に通知していなかったためのようです。
凡ミスやっちまった~!!
しかし、サラリーマンにとって確定申告はなかなか経験できない貴重な機会です。
また、今後は給与以外の収入もしっかり増やして納税していきたいと考えているため、勉強がてら今年も確定申告をしました。
その1:確定申告の期限
今年の確定申告(申告所得税、贈与税、個人事業者の消費税)は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、2020年4月16日(木)まで延長されています。
ちなみに税務署が営業しているのは基本的には平日のみです。
e-taxも試してみたかったのですが、それはまたの機会とし、今回は郵送で確定申告をしてみました。
その2:確定申告のやり方
確定申告の詳しいやり方は前回の記事に記載していますので、ご参照ください。

基本的には、国税庁HPの確定申告等作成コーナーの流れに沿って記入をしていけば問題ないです。
いや~、入力簡単過ぎて拍子抜けやわ!
僕の場合はふるさと納税のみの申告であり、「給与以外の所得」が無いため、住民税に関わる入力はせず、所得税に関する入力のみとなりました。
なお、確定申告書はAとBに様式が分かれています。
一般的に我々サラリーマンやパート勤務の方は簡易的な申告書Aを使用し、それ以外のフリーランスや個人事業は申告書Bを使用します。
その3:確定申告に必要なモノ
確定申告に際して、以下のモノも併せて用意しておきましょう。
・確定申告書(第一表、第二表)
・収支や利益、入金明細などが分かる書類
・経費に関わるレシートや領収書
・勤務先の源泉徴収票
※平成31年4月1日より提出は不要になりました
・寄附金受領証明書(※提出が必要)
・各種控除関係書類(※提出が必要)
・マイナンバーカード(or 通知カード+身元確認書類)
・還付金受取用銀行口座番号
・印鑑
青色申告や白色申告の種類によって、必要な書類も変わりますので詳しくは国税庁のHPをご参照下さい。
なお、青色申告をする場合に利用できる所得は「事業所得」「不動産所得」「山林所得」に限定されます。
また、青色申告をする場合は、事前に申請手続きが必要になります。
その4:書類が完成したら税務署へGO
実際に税務署に行って提出することもできますし、郵送やe-taxといった方法を取ることもできます。
今年も無事に確定申告完了!驚くほど簡単に申告ができますよ~!
ちなみに直前に税務署に行くと激込みです・・・
その6:所得税が還付される?
今回、確定申告をしたことで所得税が18,000円ほど還付される予定です。
サラリーマンでも確定申告は絶対すべきです。
不幸中の幸いだけど、確定申告をしないと18,000円の損になっていたんだ。。
1ヵ月程度で指定の口座に還付されるようですが、実際に還付されたらまた追記します。
その7:所得税が還付されました
4月30日に所得税の還付金が口座に着金されていました。
確定申告をしてから、ものの1ヵ月も経っていません。
まとめ
サラリーマンだからといって確定申告に興味がなかった皆さん。
実際に確定申告をしてみる気になったでしょうか?
確定申告をすることで納税の意識も変わると思います。
今回の記事が、皆様のご参考になれば幸いです。